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トータルコストで家電を選ぶ

こんにちは。

今回は家電を購入するときのポイントについてご紹介します。

 

家電を購入するときは、そのときの売っている値段、イニシャルコストにばかり目がいきます。

 

しかし何年も使うことを考えた場合、日々の電気代のランニングコストが重要です。

安いからといって、性能の悪いものを買うとランニングコストを含めたトータルコストで見ると損をする場合があります。

 

私は三十数年生きてますが、この事に最近初めて気づきました。

 

多くの方も気にせずに目先の値段だけで購入しているのではないかと思い、この記事を投下します。

 

 例として象印の電気ポット(2.2L)をあげます。

 

①現行で最も安いのがこちら  6,548円

 

象印 電気ポット 2.2L メタリックブラウン CD-WU22-TM

象印 電気ポット 2.2L メタリックブラウン CD-WU22-TM

 

 

フラグシップモデルがこちら 14,254円

 

象印 電気ポット 2.2L VE電気まほうびん プライムホワイト CV-WA22-WZ

象印 電気ポット 2.2L VE電気まほうびん プライムホワイト CV-WA22-WZ

 

 この②はフラグシップモデルだけあって、色んな機能が詰め込まれています。

お湯が出れさえすればいいという人には、必要無い機能もあります。

なるべく費用を抑えたいという人が、最安品①の2倍する②を選ぶことはまず無いでしょう。

 

しかし家電には電気代が掛かります。電気代まで考えて購入するのが、正しい買い物と言えるでしょう。

 

カタログで年間の消費電力量が公開されています。あくまで目安です。

 日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:HD‐112に基づく) 

カタログによると、最安値の①は362kwh/年。②は168kwh/年です。

これを金額に換算します。

下記のような換算用の便利なサイトがいくつもあります。

電気代・電気料金の計算

 

金額に換算すると、年間の電気代は①は9412円、②は4368円です。倍違いますね。

こんなに違うと、イニシャルコストだけを見て買ってはいけないということが判ります。

 

例えば5年使うことを考え、イニシャルコストとランニングコストを併せたトータルコストを出してみます。

①6,548+9,412*5=53,608円

②14,254+4,368*5=36,094円

 と、5年間で17,000円も高級機のほうがお得になることが判ります。

 

では、いつペイできるかというと、

 6,548+9,412*Y=14,254+4,368*Yと置いて、

Yについて解くと、Y=1.53年

 

つまり1年半使っただけで、トータルコストは同じになるということです。

 

 

この考えかたは、ポットだけではなくあらゆる家電に当てはまります。

 

 

是非トータルコストで家電を選んでみてください。

 

 

今日のまとめ

目先の値段に惑わされるな!